CWPブログ

2017/11/20

家庭でもできる!? アマゴの稚魚を育ててみよう! Vol.2

執筆者: 永田みゆき (エクセル)

永田みゆき


CWP事務所のアマゴ稚魚

いま、CWP事務所ではアマゴ稚魚を育てています。

KIMG0628

 

水槽が写っていますが、この水槽にいるのは海の魚です。

アマゴの稚魚は水槽の下のペットボトルが住み家です。

ペットボトルの下、クッション代わりに敷かれているのがスリッパというのはご愛敬。

床に直置きにしないのは、アマゴの里親として世話をしているだれかの親心でしょうか。

世話といっても、実質的にペットボトルの水を2~3日に1回程度の割合で交換するだけで、エサやりは不要です。

稚魚のお腹には卵の栄養分の袋(さいのう)がくっついていて、それをお弁当代わりに育っています。

 

11月20日現在、発眼卵が事務所に来てから22日が経過しました。

ここまでの生育経過を追ってみます。

 

発眼卵の孵化

11月9日付の記事でもご紹介しましたが、このアマゴの稚魚は10月29日に名倉川漁協様により実施された発眼卵放流とアマゴの里親イベントの時のものです。

↓↓イベントについてはコチラ↓↓

アマゴ発眼卵放流 / 里親 イベント! レポート

この時の発眼卵を数十個ほど、事務所に持ち帰ってペットボトルで育ててきました。

6日目の時点で4匹孵化。

アマゴ 発眼卵2-2

生まれたばかりの稚魚は無色透明の体で、お腹にくっついたさいのうがいかにも重たそうです。

しかし、他の発眼卵は結局孵化しませんでした。

また、この時4匹孵化した稚魚ですが、今の時点で育っているのは1匹のみです。

先週、スタッフの小林が発眼卵放流を実施した段戸川に実際に行って現地の様子を確認してきたのですが、発眼卵の孵化率は8~9割程度だったとのこと。

川の流れの滞っているようなところに置いてあった発眼卵育成箱ではかなり孵化率が低かったそうですが、それ以外のところでは順調に孵化していたようです。

やはりペットボトルで育てるのは自然よりも厳しい…。

それでも、こうした試行錯誤から学ぶこと、発見できることは必ずあって、それを活用していくことは大事なことなので、今回のチャレンジも無駄にはならないはずです。

 

稚魚の成長記録

ここからは、孵化前から現在に至るまでの稚魚の姿を画像とともに追ってみます。

 

10/31 孵化前

卵の中で育っている稚魚の姿が見えます。

アマゴ 発眼卵5

 

 

11/1 孵化直後

無色透明、さいのうのみ薄オレンジ。体調は1.5cmほど。黒い大きな目が目立ちます。

アマゴ 発眼卵3

 

 

11/15 孵化から14日目

若干体色が濃くなってきました。元気に育っています。

アマゴ稚魚 17日目

 

 

11/17 孵化から16日目

体色はかなり黒くなりました。体長2cm。さいのうが重いのか、傾いてよろよろ泳いでいます。あまり元気がなく、ちょっと心配でしたが、この時期の稚魚はほとんど動かないのが通常で、これで普通なのだそうです。

アマゴ稚魚 11/17

 

 

11/20 孵化から19日目

生まれたての赤ちゃんの時に比べて、かなりアマゴらしさが出てきました。体色は黒く、そこに緋色っぽい斑のような模様がまじってきています。ペットボトルを持ち上げたときに生じた水流のせいか、元気に泳いでいます。

アマゴ稚魚育成ペットボトル

 

 

水換えのやり方

つい先ほど、スタッフの田中が水換えをしたので画像に収めてきました。

やり方はとても簡単!

まず、水を用意します。水道水そのままだと消毒用のカルキが含まれているのでNG。カルキを抜いた水が必要です。

ここでは浄水器の水をペットボトルに汲み、2時間ほど置いてから使っています。

 

まず、稚魚の入っているペットボトルの水を捨てます。

アマゴ稚魚 水替え4

一見無造作に流していて、稚魚まで流れていってしまわないか気になるところですが、大丈夫。川魚は水流に逆らって泳ぐ習性があるので、普通に静かに流していればちゃんとペットボトル内にとどまっています。

ほら、ここに!

アマゴ稚魚 水替え3

 

水が残りわずかになったところで、残りの水ごと、稚魚を新しいペットボトルに移し替えます。

アマゴ稚魚 水替え4

はい、これで終了!

アマゴ稚魚君、元気に泳いでいます。見えるでしょうか?

アマゴ稚魚 水替え2

 

今後も成長を追っていきます!

無事に成長して、元気に川を泳いでほしいものです。

 

↓↓前回の記事はコチラ↓↓

家庭でもできる!? アマゴの稚魚を育ててみよう!

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