2015/10/03

カワサポ 初登録団体勉強交流会 その②〜畑で採れた食材で

執筆者： cwp

その①〜続き

交流会の食事をどうするか、これは懸案でした。普通ならば、仕出しをとったり、弁当買ってきたりするんでしょうが、普通じゃないんだから、さてどうしよう。笑

会場の横には、生き物を守ることで育った野菜がいっぱい。参加している人たちは自ら野菜を育てたり、食べる事を大切に考えている人たちばかり。

昨夏、今夏と我々CWPはチエズキッチンさんの夏休みイベントの川遊びをお手伝い。その縁で、子供向け料理教室を担当したり、日本の古来の調味料の普及啓発に取り組まれている新井結加里さんと知遇を得ました。野遊びとの相性、なんでも面白がってくれる気性、我々に通じている点、多々あり過ぎです。笑

そこで、そんな彼女に畑の野菜を使った食事の準備をお願いしたのです。いやーよかった。美味しかった!

この人と知り会えてよかったな、って人いますよね。この人、まさにそう。笑

食事をする時、必ず問題になるゴミ。今回は会場にゴミ箱を用意しませんでした。My皿、Myコップ、My箸持参。多少、手間なのかもしれないけれど、少しの手間で環境への負荷を減らしていけるのであれば、できることは実践すべきですもんね。参加団体でもある、フェアトレードデイ垂井実行委員会さんでの「リユース食器」の取り組みにヒントを得て、そのようにさせて頂きました。

多く作りすぎたかな、と心配していたカーリー。けれど完食。ご馳走様でした。一同、大いに満足したのでした。

ところで、会場で使われている素敵な机や椅子、黒板、気になりますよね?  普通はパイプ椅子や長机やホワイトボードですから。私たちはそんなことしません。笑

この道具たちは生き物探検部さんがカワサポでのプロジェクトで達成した成果なのです。探検部の子供達が生き物について、自然についてもっと学べる場を作りたい、という代表・宮田さんの願いの結果です。

そしてこのプロジェクトの特筆すべき点は、同じく登録団体の串原農林さんとのコラボプロジェクトであること。二つの団体がカワサポを通じて知り合い、連携する。こんな嬉しいことはありません。串原農林さんで出た間伐材を使って作られた道具たちなのです。

山で活動する人たちは下流域のことを気にかけ、下流域や街で活動する人たちは上流域を気にかけて、自分たちが生きる大地の凸凹の感覚を養っていく。まさにこれこそが我々カワサポが目指すところなのです。

プロジェクトが達成し、道具たちが出来上がっていく様子はこちらの生き物探検部さんのブログで見ることができます。

• 青空教室ありがとうございました!▶︎▶︎▶︎コチラから
• 青空教室着工▶︎▶︎▶︎コチラから
• 青空教室完成▶︎▶︎▶︎コチラから

そんな嬉しい想いが一杯詰まった、机、椅子、黒板を使っての交流勉強会なんです。

あーお腹いっぱい、胸いっぱいですね。

その③へ続く。。

伊藤　匠

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