2015/10/04

カワサポ初 登録団体交流勉強会 その③〜事業の継続性と、生き物探しと。

執筆者： cwp

その① 〜 その② 〜 続き

午後は、「村楽」の東大史さんによる「事業の持続的発展的」についての講演。
日本各地で地域おこしに携わっておられる東さんのお話に皆さん興味津々。やはり現場で実践されている方のお話は一味も二味も違います。

詳しく書けませんが、個人的にセグウェイのお話はとても面白かったですねぇ。笑
終了後、参加者から地域に受け入れられる為にはどうしたらよいかという問いに、変に阿らずに尖ってみればいいと思う、というお答え、感じ入りました。

どれだけ意味のある、意義のある活動をしていてもその活動が持続しなければ意味がない。持続可能性ってよく聞く言葉だけれど、活動、取り組む団体自体が持続的に発展しなければ!!

その後、午前の泉さんのワークショップ、午後の東さんの講演を受けて、各参加者の自団体へと落とし込むワークショップへ。担当は引き続き場活師の泉さんです。

カワサポ登録団体の皆様、自団体運営への気付きになったでしょうか?

陽も傾きかけた頃、今回の交流会会場である、生き物を守る農業を実践する畑についてのエクスカーションに移ります。

 

 

生き物を守ることは人を守ること、自然を育てることは人を育てること、と言う宮田さん。子供たちへの環境教育やビオトープ施工などの活動と並行してこの生き物を守る農業を実践しておられます。広大な面積をほこる農業が健全化することが、川など周囲の環境回復、維持に決定的に重要といいます。

生き物を守る農業とは、有機農法、自然農法ともまたちょっと違います。もちろん薬品系は一切使いません、草も抜きません、水もやらない。しかし、すべての観点が多くの生き物が棲める、訪れる事のできる畑という点に立脚しているのです。虫も爬虫類も両生類も鳥も。種数が多いことが収穫できる作物の種類や味に影響を与えると言います。事実、ここで採れた野菜たちは近隣のレストランに出荷されたり、契約する個人宅にも配送されてます。

さて、これで1日目、日中のプログラムは終了。
さあ、お待ちかねの大懇親会ですよ〜。

その④へ続く。。

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