CWPブログ

2018/10/02

【開催報告】地域と流域フォーラム(カワサポ交流勉強会)2日目

執筆者: 岡本亮太 (たんたん)



9月30日 台風とにらめっこしながらの判断でしたが、なんとか天気も持ってくれて開催することができました。

2日目の目的は「1日目の学びを受けて、実際の課題解決アウトプット実践」です。
1日目に受けた【巻き込む・乗っかる】を、実際に抱えている課題にぶつけて、解決できるかどうかをやってみました。

舞台は愛知県豊田市の岩本川。
ここで活動する岩本川創遊会さんの、フィールドを見て、普段実施している活動を体験して、創遊会さんが実際に感じている課題や今後への取り組みについて、ブレストで解決できるか、を実践してみました。

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こちらが岩本川。

 

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雨の影響で思ったプログラムはできなかったけど、参加者の方は創遊会さんに川を案内してもらいました。

どんなフィールドで活動し、どんなメンバーがいて、どんな思いや未来予想を持っているかを聞いて、創遊会さんに関する知識をインプットできたので、場所を移して、創遊会さんが抱える課題ややりたいことについて、ブレストで解決できるか、やってみます。

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創遊会さん、参加者、CWP、3者がチームになって、お題について、1日目につかったブレストカードを用いて「こうしたらいいんじゃないか」と自由に発想していきます。

 

最初のテーマはこちら

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『外来種のことを子どもにどう教えてあげればいいんだろう』

 

これは創遊会で実際に活動する中で湧く課題だということです。

実際、岩本川にはアメリカザリガニ、ブルーギル、ウシガエルなどの外来種が多く生息していて、それらを見つけると子どもたちは喜ぶんだけど、それ外来種だからいけないよ、というと、なんで?どうして?となって、子どもたちが納得するような説明ができないということです。
外来種は悪いものだって子供に教えるのも違うと思うし、外来種のことを子どもに教えてあげるにはどうやって教えてあげるのが一番いいのだろう、と活動の中で悩みが募るようです。

よし、このテーマでブレストしてみましょう!

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創遊会の皆さんも、ブレストに参加。
「こんなん初めてだから」
「全然浮かばないわー」

最初はそういう感じでしたが、場は終始和やかで、いろんなアイデアが出ていましたよ。

・殺すのではなくて、外来種だけが生息できるようにエリア分けをすることで教育できるのではないか
・食べるという行為を通して、教えてあげるのがいいのでは
・生き物を知るという意味では、外来種が何を食べているのか解剖して教育につなげていくのがいい

ほかにも、いろんなアイデアが出ていましたよ。

 

次のお題は「岩本川でできる新しい川遊びのアイデア」

外の目線を活かして、あのフィールドで何ができるのかを考えたいということです。
小学生向けに行うイベントもマンネリ化せずに、新しいものを提供して行ける方がいいですもんね。

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こちらはいかにもブレスト!というテーマなので、いろんなアイデアが出ていましたよ。

・ナイトガサガサ
・桃太郎のように上流からプレゼントを流す
・おじいちゃんチームと小学生の生き物捕り対決

とにかくいろんなアイデアが出て、おーそれいいね、それやれるね、来年やりたいね、そんな声もあがっていました。

 

外来種をどう扱うのか、続けていくために新しい川遊びを考えていきたい、そんな”生の課題”に対して、1日目のインプットを活かして実践してみました。
ブレストカード、ブレストで、課題を解決して行けるヒントは大いに見つかったような気がします。

1日目がインプットの時間で『ブレストはこうやってやるといいよ』ということを教えてもらった、感じたとしたら、それを活かして”生の課題”にぶつけてみた、そういう感じですね。
その結果として、ブレストによる、地域や流域の課題は解決していけるかもしれない、そんな思いを抱いて、2日目も無事に終わりました。

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台風の影響でかなり参加者が減ってしまったのは残念で致し方ないのですが、2日間とも参加してくださった参加者の皆様、どうもありがとうございました。

雨の中、準備諸々していただいた創遊会の皆さんもありがとうございました。

 

 

※台風や大雨の影響により一部内容を変更して実施しました

※この事業は公益財団法人河川財団河川基金の助成を受けています

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