2016/08/01

こんなマニアックで為になる講座は初めてだっ! 〜大人のための採った淡水魚の飼い方講座

執筆者： cwp

先週「大人のための採った淡水魚の飼い方講座」が開催されました。

夏休みに入って環境系の講座はたくさんありますが、こんなにマニアックで為になる講座は初めてです。手前味噌な感想ですみません。笑　雨の中、会場となったBioGaerdenWith学舎なまくらに水槽を持って集合です。

内容は、

・飼育を前提としたガサガサの仕方▶︎生き物を傷つけない。粘膜を傷つけない
・ガサガサがうまい人とヘタな人の見分け方▶︎バケツの中を見ればすぐわかる
・水槽の水の作り方
・バクテリアの役割
・フィールドから自宅までの輸送の極意▶︎エアストーンではなく、物理濾過に優れたものを
・水草の役割と見分け方▶︎オオフサモ、マツモ、オオカナダモ、コカナダモ、クロモ、セキショウモ、ナガエミクリ、ヤナギモ、シャクジモ
・タニシの見分け方▶︎マルタニシ、ヒメタニシ、スクミリンゴガイ

これを見ただけでも、マニアックさが伝わるでしょう? どれも実地に得られた実践的な内容ばかり。

学舎なまくらは、昔ながらの蔵をリノベした学びの場。様々な講座が開催されています。土間の一角には、30センチ水槽がびっしりと並べられていて、一つの水槽に一種の生き物が飼育されています。これを見ているだけでも飽きない。大きなウナギやヒラテテナガエビは圧巻。

用意された砂と水草で水槽を作ります。水槽の準備が整えば、あとは取りに行くだけ。採ってきて、どうやって飼おうかとアタフタしている間に生き物が弱ってしまう、何てことにはなりません。

飼育は、採取地の環境を再現してみることが第一義です。その環境がどうやって成り立っているのか、生態系がどうなっているのかを考えてみましょう。すると、見事に循環し、関係しあって成り立っているのわかるはずです。

そのためには、採取地がどうなっているのか知らなければなりません。

だから、買わずに自分で採ってください。

買わず、放さず、取り過ぎず、です。

伊藤　匠

【大人も子供も夜のガサガサ生き物探し講座】
https://www.facebook.com/events/265878200460026/

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