多摩川がアユ1200万匹遡上するまで復活!どこでも清流に戻せる!!
執筆者: 瀬川貴之 (ウマヲ)
CWP瀬川です。多摩川がアユ大量遡上するまでに回復した状況について。
先日テレビ朝日の『奇跡の地球物語』で、多摩川にアユが1200万匹も遡上するまでに回復した内容が放送されました。
http://www.tv-asahi.co.jp/miracle-earth/backnumber/20130714/index.html
多摩川の水の6割は実は下水道処理水。
しかしそのBOD値(水質基準の一つで大体BODかCODを代表指標に利用)は調布あたりでも1.6!!
清流で有名な高知県の四万十川はBOD値が0.6、山形県の最上川は1.2 と清流に近いレベルまで改善されています。
ちなみに愛知庄内川は河口から同じぐらいの距離で5前後の値です。(庄内川は水質ワースト10内常連です。。)
東京も愛知も下水道は合流式が基本。
財政規模は6兆円と2兆円。
流域人口は多摩川420万人の庄内川240万人。
長さは138kmに96km。
対応面積を考えると比率はそこまで変わらないのに汚れの差がここまで開いているのは、やはり自治体や住民の姿勢の違いかと思います。(これは自治体ごと上乗せ基準の比較表作っているので今後ブログに上げる予定です。)
ちなみに東京での水処理の取組。
http://www.env.t.u-tokyo.ac.jp/~furumai/CSO/020423-2.PDF
何が言いたいかというと、
・やはりどこでも清流なみに、飛び込んで遊べるレベルまで戻せる
・こういう取組が東京で先に実現され、地方都市で進み遅い、もしくはうまくPR出来ていないことがもどかしい
ということです。AQMAPで少しでも推進出来たらいいと思っています。
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