2017/11/27

家庭でもできる！？　アマゴの稚魚を育ててみよう！　Vol.3

執筆者： 永田みゆき (エクセル)

アマゴ発眼卵放流から１か月経過

10/29に実施された名倉川漁協様のアマゴ発眼卵放流イベントから約１か月が経ちました。

ここ１~２週間ですっかり寒くなり、秋から冬へ、季節の移ろいを感じます。

今頃、現地のアマゴ稚魚たちはどうなっているでしょうか。すくすく元気に育っていることを願っています。

 

CWP事務所のアマゴ稚魚君はとっても元気に育っています！

たった１匹ではありますが、逆に言えば生命力が強いからこそ生きているということ。

今日も様子を見に行ったら、非常にすばしっこくペットボトルの中を泳ぎ回っていました。

ちなみに、スタッフの田中によると、この事務所の稚魚の発育状況が結構現地の参考になるのだそうです。事務所の方が水温が高いため、現地の稚魚の1-2週間先の姿にあたるのだとか。

ただ、事務所のアマゴ君は「50匹の中から選ばれし、最強の生命力を持つ個体」であり、現地のはこんなに泳がないそうですが。

 

稚魚の成長記録②

前回の記事に引き続き、事務所生まれのアマゴ稚魚君の成長を追ってみます。

 

11/21　孵化から20日目

体長は約２ｃｍで、6日前と比べてほとんど変化はありません。

しかし、小さいながらも成魚に近い姿になってきています。そこが５日前と比べて成長を感じる部分です。

尾びれ、背びれ、胸びれなどがはっきりしてきました。顔つきもなんだか精悍に！？

さいのう（栄養分の入った袋）はまだ結構大きくて重たそうです。

ちなみに下が６日前（11/15）の画像。写りが悪いですが、まだ赤ちゃんっぽさが濃く残っています。

↓↓↓

 

11/24　孵化から23日目

とても元気です。赤い模様が日に日にはっきりしてきています。

この日、初めて私が水換えに挑戦しました。前回の記事では簡単~なんて書いてしまいましたが、実際にやってみると非常に緊張しました。

ペットボトルの水を少しずつ流して捨てながら、もしアマゴ君まで流してしまったらどうしよう！？と…スリリングな気持ちを味わいました。無事に水換えができてホッと一安心。

　

 

11/27　孵化から26日目

週明けの今日、アマゴ君は元気かなーと様子を見に行くと、それはそれは元気！！

めっちゃすばしっこく泳ぎ回っています。

体長は約２ｃｍと、サイズはそれほど変わっていませんが、さいのうがずいぶんしぼんできたのと、顔つきがひきしまってきたというか、成魚のミニサイズ版になってきました。

　

 

今日もこの後、水換え予定です。今朝、出勤時に浄水器の水を汲んで置いてあります。緊張するけど頑張ります。

 

↓↓前回の記事はコチラ↓↓

家庭でもできる！？　アマゴの稚魚を育ててみよう！ Vol.２

 

↓↓初回の記事はコチラ↓↓

家庭でもできる！？　アマゴの稚魚を育ててみよう！

 

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〈名倉川漁協様〉　発眼卵放流のその後

 

 

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