つりチケ漁協のご紹介
執筆者: 永田みゆき (エクセル)
遊漁券WEB販売サービス《つりチケ》は、お陰様をもちまして今年の7月でサービス開始より5年目に突入します。
サービス開始当初は3府県4漁協からスタートしたつりチケですが、今は全国23道府県51漁協が遊漁券を販売しています。
北は北海道から南は九州まで、多くの漁協の参加を得て、利用者も年々増加中。
今回は、昨シーズンから今シーズンにかけてつりチケでの遊漁券販売を開始した漁協をご紹介したいと思います。
・朱太川漁協
「北限のアユ」を大切にし、他の河川からの稚アユ放流は行っていません。
その成果が2016年に高知市で開催された「第19回清流めぐり利き鮎会」でのグランプリにつながりました。
・久慈川漁協
久慈渓流は、鏡岩、屏風岩などの景観をつくり、久慈平庭県立自然公園となっています。
アユ、サクラマスは天然遡上もあり多くの遊漁者に喜ばれています。
・和賀川淡水漁協
豪雪地帯であるため雪解けは遅く、そのため豊かな自然を実感しながら釣りを楽しむことができます。
初心者から上級者まで幅広く釣行の楽しさを堪能できる名川です。
・豊沢川漁協
花巻市の中心部を流れる豊沢川にて環境維持・美化、魚達の放流・増殖事業を行っています。
主な魚種は、アユ、ヤマメ、イワナ、サクラマス等です。
・北上追波(きたかみおっぱ)漁協
サクラマスの良い漁場として全国的に知られています。
特に追波湾に接する新北上川では例年多くの釣果報告が有ります。
また、富士沼はワカサギの隠れた穴場です。
・北上川漁協
北上川本流に遡上するサクラマス釣りが人気です。
特に北上川分流施設群(鴇波洗堰、脇谷洗堰)の下流部では釣果報告があり、釣り人の方々が集まっています。
・檜枝岐村漁協
尾瀬を源流として流れ出る清流には渓流魚が豊富に生息しています。
村内には、旅館・民宿・キャンプ場も多数あり、渓流釣りの拠点としてご利用いただけます。
・湯西川漁協
渓流釣りや、湯西川湖でのトローニング等、幅広く釣りを楽しめます。
幻のイワナ、通称「縄文岩魚」が生息しています。胸鰭が3枚!
・川俣湖漁協
自然に恵まれた山岳渓流でのイワナ・ヤマメ、湖ではニジマス・ヒメマス・サクラマス・ワカサギ・コイなどが生息。
特に船釣りでのサクラマスが人気です。
天然魚も数多くおり、湖から秘境までの様々な釣行が楽しめます。
・埼玉西部漁協
埼玉県西部に位置して高麗川と越辺川に漁業権を持っています。
高麗川の自然を大切にしたいと子供たちと一緒に体験放流を実行したり、小魚の隠れ場所にするため石倉を作成しています。
・魚沼漁協
日本でも有数の豪雪地帯にあり、二千メートル級の山々から流れ出す豊富な水量と上質な水質を持ち、たくさんの川魚の棲む自然豊かな多くの河川、支流、湖沼があります。
また、稚魚生産からの増殖放流事業に積極的に取り組んでいます。
・志賀高原漁協
志賀高原漁業協同組合は、“岩魚を守るには川を守れ、川を守るには水を守れ、水を守るには森を守れ、森を守るには山を守れ”、を合言葉に、歴代組合長を先頭に川を守るため全組合員が努力を続け、放流は一切しない天然岩魚の豊かな川になっております。
・牧田川漁協
牧田川漁漁業協同組合の漁場は、養老町の高田橋より上流の牧田川本流並びに各支流です。
鮎の生息に適し、あまごは牧田川本流及び各支流に生息し、組合も毎年の増殖をはかっています。
・伊東市松川漁協
松川湖では2020年よりドナルドソンニジマスの放流をしており、ルアー・フライ釣りファンの人気を集めています。
ドナルドソンニジマスは成長が早く引きが強い品種で、自然湖に本格的に放流するのは県内初となり、全国でも珍しいため、多くの釣り客が訪れています。
・美山漁協
由良川の源流域美山川全国でも清冽な河川として広く人気を博しています。
とりわけ鮎は、香魚の名にふさわしい成育を魅せることから、高知県で毎年開会される「清流めぐり利き鮎会」において4回も準グランプリを獲得しています。
・江川漁協
江川漁協は、県内の地場産アユ放流の要となる種苗⽣産施設を有し、毎年稚鮎の放流を⾏っています。特に放流中⼼の出⽻川では解禁当初よりアユ釣りで賑わいます。
そのほかウナギ・ヤマメ・ モクズガニ等漁業権⿂種の増殖にも努めています。
・肱川(ひじかわ)上流漁協
肱川は、日本でも個性的な川の部類に入ります。
まず、源流と河口までの直線距離がわずか18Kmしかないにもかかわらず、長さは103Kmにも及びます。また、支流の数が多く、311もあります。そして、川の高さが下流も中流もあまり変わらず、流れがゆったりしています。
鹿野川ダムと野村ダムでは昭和58年頃から鮎の自然ふ化が見られます。
・野根川漁協
野根川は流域にダムがなく、里山清流の原風景を残した国内屈指の名川で、野根川の天然アユは「清流めぐり利き鮎会」でグランプリにもなりました。
春には海から沢山の稚鮎が遡上し、6月の解禁日には多くの太公望が訪れ、野根川の釣りシーズンが到来します。
・小国漁協
阿蘇の噴火により作られた地形は変化に富み、上流域ではやまめ、下流域では鮎釣りを楽しむことができます。
また、九州でも指折りの温泉地で、黒川温泉、小田白川温泉、杖立温泉、わいた温泉郷等を有し、釣りの疲れを十分に癒してくれます。
・大野川漁協
大野川は大分県最大規模の河川で、アユをはじめエノハ(アマゴ)ウナギ、ハエ、スッポン、ワカサギ、コイ、フナ、モクズガニの漁業権を有しています。
天然アユが遡上する川として全国各地から多くの釣り人がやってきます。
昨シーズンから今シーズンにかけて新規公開した20漁協をご紹介してきましたが、いかがでしたか?
最後に、これから公開に向けて準備している漁協もご紹介します。
・北海道 朱鞠内湖淡水漁協
・福島県 会津非出資漁協
・石川県 町野川漁協
・京都府 宇治川漁協
・岡山県 吉井川漁協
他にも、つりチケへの登録を検討する漁協もますます増えていますので、是非とも今後のつりチケにご期待ください!!
つりチケ漁協のご紹介20/04/15
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