CWPブログ

2017/10/02

カワサポ交流研修会のご報告 2日目

執筆者: 岡本亮太 (たんたん)

岡本亮太


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カワサポ交流研修会 2日目

この日は、屋外へ飛び出して、できたばかりの団体の活動に参加して、体験してみて『団体に人やお金を増やしていくには何ができるのか』を考えてみよう、というエクスカーションです。

舞台は愛知県豊田市の岩本川。
作業を教えてくれるのは、3月にできたばかりの岩本川創遊会のみなさん。
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生まれ育った、慣れ親しんだ岩本川で子どもたちが遊べるようにしたい、たくさんの生き物が生きていける環境にしたいという思いを持って3月に会を発足させたばかりです。

会を運営していくにあたり、ヒト(仲間)と、お金をどう生み出していくかを考えていきたいということもあり、今回の舞台として選ばせていただきました。

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青いCWPポロシャツを着たのがCWPメンバーです。
普段はフィールドに出ることもない、システム開発部門のスタッフも今日は一緒に学ばせていただきます。

参加者は、昨日に続けての参加が2名。
今日だけの参加として3名。そのうち2名は大学生です。実際の現場から学びたいということで参加をしてくれました。

IMG_3213こちらが舞台となった、岩本川。
地域を流れる、ちいさな小川ですが、たくさんの生き物がいて、創遊会の活動によって環境が戻ってきているのがわかります。

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1週間前には、このように大きな石を組んで魚道づくりを実践しましたが、1週間たったこの日は、作ったときよりも流されていて、1週間だけでも変化がある事が実感できます。

この日、みんなで取り組むのも、このような魚道をつくることです。

魚道=ぎょどう、ってなんだ?!
読んで字のごとく、魚の道です。一言に魚と言っても、大きな魚、稚魚、浅いところが好きな魚、流れがゆるやかを好む魚など、いろんな好みがあります。
その好みに合わせて、人間が石などを置いて、その環境を作りだしてあげることで、いろんな魚や生き物が岩本川に住めるようにしていく整備。それが魚道づくり、です。

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まずは創遊会のみなさんに、どのように石を置くのが良いのか、流れに対してどのような向きが良いのか、など、作業手順を教わります。

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その後は、上流チームと下流チームとに分かれて、参加者、創遊会、CWPメンバーが一緒になって、「ああしよう、こうしよう」と話ながら、自分たちなりの魚道を作っていきます。

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個性が出ていて、こだわりを持って取り組むと、中にはこんな大作も!

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流れや深さを読んで、大雨が降った場合の可能性を考えて、石を積んで魚道を作ると、こうなりました!大作です!

 

実際の活動のあとには、みんなで輪になって、振り返りです。
スケッチブックに『自分の感想や今後こうしたらいいと思うとか、気づいたこと』
創遊会としては『今後こうしていきたいと考えていること』などのキーワードになる言葉を書いてもらい、参加者全員に感想を述べてもらいました。
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学生の女性は『楽しい土木作業』
全然厭うことなく、とても楽しいと感じてくれたようで、楽しいことがある場所は気になる「場」となる。我々学生のような立場でも一度このような体験をすることによって、自分が住んでいるわけではなくても思い入れを持つようになると思う、と。

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創遊会メンバーのひとりからは『こだわり』
ひとつのものにこだわっていくことが大切と考える。どうしたらこの石が長く保つかな、流れがどうなるかな、などを深く考えてこだわっていきたい、と。

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参加者の一人は『未』
完成形は無いと思うし、結果は出ない。
今日積んだ石が壊れたら、また積み直すという次のアクションに挑み続けることが大事。

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創遊会の活動をサポートしている矢作川研究所さんは『知』
石積みや流れの変化で何が生まれるのか、どう影響があるのかを知る。
科学的なデータなども用いて、知る、知識というものを大切にしていきたい。

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創遊会の会長さんは『変化』
岩本川の本当にすぐ近所に住む会長さん。5年前までは今の姿は想像もできなかったと言います。変わって化けること、それは川もそうだし、創遊会もそう。情報を受けて、交流して助けてもらって、変わって化けていくことをしていきたいと。

会長さんが言うと、非常に深い、いい言葉ですね。

このように、参加者総勢20名ほどに、キーワードを書いて感想を述べていただきました。

創遊会、参加者、CWP、みんな違う背景や仕事を持つ人が、ひとつの作業を通して感じるものや未来に抱くものをキーワードにして発表してもらうと、とても面白かったです。本当は、全員分を紹介したい!!!

中でも面白いと思ったのは
『大人』という参加者からのキーワード。

岩本川創遊会は、子どもを持つ親が結成する会で、子どものために~が有る意味ではキーワードなのですが、その参加者の方が言ってくれたのは「子どもがいるから関われるのが川遊びかもしれないけど、大人だから楽しめる要素があると思った」という言葉。
この言葉は、創遊会の皆さんにとっても、新しい方向性を示してくれたのではないでしょうか。

少しでも、この日の経験や出会いが各人の、各団体の明日に寄与できれば、主催側としては幸いです。
そして我々CWPにとっても、気づきと発見の多い1日となりました。

終えた後の皆さんの顔を見ると、そして自分の作った魚道をまた見に来たいと言ってくれた参加者の声を聞くと、開催して良かったと嬉しくなりました。

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創遊会のみなさんのご指導、参加者のみなさんのご参加、まことにありがとうございました。
両日ともに、助成をいただきました河川財団様にも、この場を借りて深くお礼を申し上げます。

※この事業は、河川財団河川基金の対象事業です。

岡本亮太
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