2017/12/14

家庭でもできる！？　アマゴの稚魚を育ててみよう！　Vol.4

執筆者： 永田みゆき (エクセル)

アマゴ孵化から４１日経過

全国的に冬型の気圧配置になり、北海道や日本海側は雪や雨という予報ですが、ここ東海地方は穏やかに晴れています。

ただ、冷え込みはかなり厳しくなりました。

事務所のアマゴ稚魚君は、そんな寒さも関係なく段ボールの養生箱で平和に暮らしています。

 

稚魚の成長記録③

11/27付の記事に引き続き、アマゴ稚魚君の成長を追ってみます。

 

11/29　孵化から２８日目

とても元気にすばしっこく泳ぎ回っています。

写真を撮る時いつも同じ背景ばかりなので変わり映えがしないなー、同じ写真ばっかり載せているように見えちゃうなーと思って背景を変えてみました。

事務所のコンポ前にペットボトルを置いて。

すばしっこいのでブレちゃいました。

さいのう（栄養袋）がずいぶんしぼんできましたが、まだまだ重そうです。

この時、たまたま近くにいた代表の瀬川が笑いながら、

「結局おんなじ写真ですやん。だって全然稚魚が変わってへんし」

そりゃあ、稚魚がそんなにすぐ成長するわけじゃないですからその通りなんですけど、それを言っちゃおしまいだ（笑）

 

12/1　孵化から31日目

天気が良かったので、屋上庭園にて撮影してみました。

 

レンガの上を泳いでいるようで、アマゴ君もちょっぴり気分が変わったかも！？

 

ちなみに、この屋上庭園は、秋の初めに緑化事業として取り組んだものです。

スタッフ皆で協力して天然芝を張りました。

当時の記事はコチラ↓↓

バルコニー緑化工事

 

12/4　孵化から34日目

とても元気に泳ぎ回っているので、写真を撮るのが実はなかなか難しいです。

だいたいペットボトルのふちをぐるぐる回遊しているので、ここぞという位置にカメラを構えてひたすらじっと待ち、アマゴ稚魚君が通りがかった瞬間にシャッターを切ります。

いまだにガラケーを使っているため、スマホで撮ればもっときれいに撮れるのかもしれませんが。。。

 

12/6　孵化から36日目

元気にくるくる泳ぎ回っています。

回遊しながら休むポイントはだいたい決まっているようで、ペットボトルの隅っこ、直方体の頂点にさしかかる位置のちょっと手前で一息入れていることが多いです。

 

12/11　孵化から41日目

今日こそはうまく撮れた！と思ったのですが、掲載してみると意外に画像が暗かった…。

体長が2.5ｃｍほどと、孵化直後に比べて約１ｃｍ大きくなりました。

アマゴの成魚に見られるパーマークという楕円形の斑点も、だいぶんはっきりしてきて、５、６個ほど並んでいるのが見えるようになりました。写真でそれをうまく撮れないのが残念ですが。

さいのうも、かなりしぼんできました。

今日はなんとなくお疲れモードのようです。

 

来週の水曜には、10月末に実施された発眼卵放流イベントの現地に行って、このアマゴ稚魚君の兄弟たちの育ち具合を見てくる予定です。

 

 

関連投稿:

1. 家庭でもできる！？　アマゴの稚魚を育ててみよう！
2. 家庭でもできる！？　アマゴの稚魚を育ててみよう！ Vol.２
3. 家庭でもできる！？　アマゴの稚魚を育ててみよう！　Vol.3

永田みゆき(エクセル)が書いた記事