ikimon Go! 岩本川探検隊2016
楽しい遊びは、計画を練っている時から楽しいものです。
「岩本川探検隊何しよっかなーー。川で遊んだことない子も多いよね多分。みんな何して遊んでるんだろ。ポケモンGOとか? この夏は社会現象になったな。あれ、面白いんかな? やったこと無いからわからないんだよ。そもそも、ポケモンって何? 映画?アニメ?マンガ? え、ゲームなの?へぇ知らんかった。ポケットモンスターを集めるわけね。それでポケモンね。へぇ〜。モンスターを捕まえて集めていくと。で、GOは何? 外に出て、バーチャルに存在しているモンスターを捕まえていくと。ふーん。それはそれで面白そうだね。と、いうことは、目の前に本物のコイが泳いでいても、画面の中に映し出されるコイキングを捕まえると。そういうことね。ふーん。それ、楽しいかな。うーん。。本物の生き物捕まえる方がやっぱ楽しくない? だって実際目の前にいる生きもんの方が、なんつーか、興奮するよね。でも、人気があるってことは、それなりに惹きつける何かがあるってことだもんね。ポケモンGOねぇ、ポケモンGO、ポケモンGO。俺はやっぱり生きもん捕まえる方がいいなぁ。やっぱ生きもんでしょ。生きもん、いきもん、イキモン、ikimon、ikimon GOだ! ikimon GOやろ!」
と、実際にこんなノリで探検隊のプログラムは決まっていきました。そんな思い付きから後は出るは出るは、ああしよう、こうしようというアイデアが。ゲラゲラ笑いながらプログラムを練っていきました。
そして「ikimon GO!」と題して、岩本川でポケモンではなく、生きもんを捕まえることにしたのです。ただ見つけるだけでは楽しくない。子供たちは競うのが好きに決まっている。採れた生きもんの希少性とうを基準に星を5段階で表示して、その合計を競うこととしました。
そして出来たikimon Go 生きもんリスト。
当日は晴天。約40名の親子がタモ網やバケツを手に、扶桑公園に集まります。
今回も扶桑町、百々町の両自治区の備品をお借りしました。感謝。
いつものように、読んでほしい名前をガムテームに書いて貼って、名札にします。
7月に実施した第1回川づくり体験会にて発足した地元の皆さんの組織「岩本川創遊会」。
会長の小野内さんが、探検隊の隊長です。
ikimon GOの説明に子供たちは、、ややウケ。笑
それでも帽子の中ではニヤニヤとして楽しげです。
家族ごとのチーム戦。どうやって魚を採ったらいいか、チームで協力して採るにはどうしたらいいか、デモンストレーションを見て早速岩本川へと向かいます。
生きもん採る前にみんなでゴミ拾い。自分たちが遊ぶ場所にゴミは捨てちゃダメ。
自分と関わりのある場所、という意識を持てばゴミは捨てなくなるし、ゴミがあったら違和感を持つようになるはず。
自分と関係ない場所、関心のない場所のことは、いい加減に扱うものですからね。
さあ、ikimon GOスタート!
どんな生きもんが採れるかな?
テントに戻って、生きもんリストを見ながら、岩本川のどこで何が採れたか付箋に書いて貼っていきます。浚渫後の川づくり実施区間とまだ浚渫していない区間、採れた生きもんの違いはあったかな?
浚渫は時期をずらして少しずつ実施しており、工事期間中、生きもんは上流・下流に避難していると思われます。一気にやってしまう場合は生き物引っ越し大作戦などやる必要があるでしょう。
そしてそろそろ、終わりの会。
各チーム、星の数を発表してもらいます。
ikimon GOでは、たくさん生きもんが採れました。しばらく採れてなかったホトケドジョウや、ニシシマドジョウもたくさん採れましたね。一安心。
やはり、未浚渫区間にこれらは多くいました。浚渫区間は土砂を取ったことで、川幅が広がって水深が一律に浅くなっており、生き物は少なかったです。
それでも、川づくりで実施した、魚礁用の置石や、落差を解消するためのステップ&プールの魚道付近には、多く生き物が見られました。泥や止水を好む大型のドジョウや、稚魚などです。
▼豊田市の市政番組「とよたNow」(ケーブルテレビ:ひまわりネットワーク)にて紹介されています。
▼浚渫前はこんな感じでした。
▼ここを浚渫した直後はこんな感じ。
▼そして、川づくり後の今日はこんな感じになりました。
豊田市の扶桑町と百々町の間を流れる岩本川。浚渫後のこの川を子供の遊べる、生き物いっぱいの川にすること。これが、岩本川におけるふるさとの川づくり事業の理念であり、地域住民が自らの手で行える方法で、多自然化するもの。
これまで実施してきた懇談会等でわかったのは、高齢の方々の間には共通の思い出の場所として岩本川が存在するのに対し、若い世代には岩本川は何ら記憶されていない、みんなが共通に思い出される対象になっていないということでした。
私は、ふるさとの川づくり事業は、多自然化が目的ではなく、岩本川を地域住民の共通の思い出の場所に再生することだと思っています。多自然化はその手段なのだと。
探検隊をきっかけに、地元の子供や大人が自然と集まり、遊ぶ川になって欲しいのです。
ikimon GO、楽しんでくれたかな?
伊藤 匠
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