【森と川と人をつなぐ楽校】生き物を知ろう!飼ってみよう!開催したよー。
執筆者: 岡本亮太 (たんたん)
いくらAIが、技術が、時代が進化しても、お天気ばかりは抗えません。
名古屋市でも大雨の被害が出てしまったように、この9月は毎日の雨。そのため、今回の楽校は雨天プログラムでの実施です。

当日、入るはずだった川に出向くと、いつもより30cmくらいは水量が多く、水流も早く、これは絶対に開催してはいけない!というレベルの川になっており、判断は間違っていなかったとは思いますが、できないこと自体は、やはり残念です。が、抗えないので、仕方ないかなと思います。
さて、今回のテーマは「生き物を知ろう!飼ってみよう!外来種と飼育のはなし」
もともとは、午前中に川で生き物を自分でつかまえて、その生き物を家に持ち帰って飼ってみてもらう。
その飼い方を午後に座学で共有しつつ、外来種のことも知っていこうという内容です。
雨天プログラムと言うことで、生き物はわたしたちが取ってきたものを持ち帰ってもらうことになり、午前中から飼い方講座をおこないました。
そして、もうひとつ。
この午前中の講座の中では、「森と川と人をつなぐ楽校」(以下、楽校)がいつも活動している作手地区にある『愛知県立有教館高等学校 作手校舎』(以下、作手校舎)のみなさんがおこなっている、外来種駆除の取り組みについて、話をしてもらいました。

↓先日のブログで書いたように、今年度から、わたしたちClearWaterProject(以下、CWP)と作手校舎との連携をはじめました。
「連携」のひとつと言えば、ひとつとして、楽校の参加者である小学生に向けて、高校生が取り組んでいる駆除活動について話してもらうことで、どちらにとっても学びの機会になるのではないかと思い、この機会を考えました。
とかなんとか偉そうに聞こえるかもしれませんが、高校と話している中で、「その外来種駆除プロジェクトめっちゃおもしろいじゃん!」と、私が思ったので、こういう機会に、ぜひ広く知ってもらいたいと思ったということです。
楽校の参加者からすると、いつも来ている作手地区に高校があること自体はじめて知った、ということじゃないかなと思いますが、若者が作手地区ならではの取り組みをしていること、ちょうど今回のテーマである外来種の駆除により地域活性や保全に活きていることを知ってもらうことで、またひとつ作手についても知ってもらえるかなと。

そんなこんなで、高校生の皆さんは、日曜日にもかかわらず出て来てくれて、立派に、上手に、発表をしてくれました。
色々な取り組みをしているので、参加者からの質問も飛んできて、そういうやり取りを楽しんでもらえたことが企画側としては嬉しいことですし、マスコミの取材も来てくれました。それだけ、高校生がやっていることは『社会的に意義の有ること』だと思います。
これは年齢関係なく、アウトプットの場(機会)というのは、ものすごく大事だと思います。
アウトプットすることで、自分を、自分の取り組みを、客観的に捉えることができるし、自分に落とし込める、足りないものを認識できる、他人が興味を持つポイントがわかる・・・
いくら興味があっても、いいことやっていても、それを誰かに伝えることで初めて、社会や誰かのために実装されるのだと思うので、アウトプットは、自分にも、他人にも、社会にも、やっぱり大事なんじゃないかなと。だからこそ、高校生の、せっかくいいことやっているソレを、もっと知ってもらえる機会を、今回は楽校のひとつとして考えてみました。
高校生が、どんなことに、どう考えて取り組んでいるか、興味のある方は、お知らせください。
作手校舎とは、今後も、様々な形で連携し、環境人財育成に取り組んでいこうと思います。
さて、生き物を飼ってみよう講座です。
まず、今回の実施にあたっては、公益財団法人河川財団 河川基金を活用させていただいております。飼育の企画に用いる道具類は、河川基金さんの支援により購入しております。

私たちCWPとして、この企画は、実はずっとやりたかったこと。
『生き物に向き合ってもらう』機会を作ることで、生き物を深く知り、興味を深め、生き物や環境、河川、水への愛を深める、そして行動につながる、と思っているので、飼育するということは、命に向き合いつつ、とにかく深めること、知ることだと信じており、その手段こそ、楽校が目指す『行動できる人財』につながっていく手段なのだと、そう思っているのです。

飼育の企画を成し遂げるには、家で生き物を飼える水槽セットをはじめ、様々な道具や素材が必要なわけで、今回は河川基金さんの支援があってこそなので、本当に深く御礼申し上げます。いつもありがとうございます。
生き物が好き!
環境を守る人になりたい!
そんなことを、恥ずかしがることもなく、真正面から言える人を増やしたいし、言える人を認め合える社会がいい、そう思っています。

今回の飼育企画は、やはりそこに生き物=命がいるわけなので、単発で終わる企画なんかは比べ物にならないような、生き物への関心を深められると思います。
水を入れれば生き物が生きられるわけではなく、餌をあげておけばいいわけでもなく、水草はなんでもいいわけでもない。
もともと生き物がいる場所を再現できるかどうか。そのためには、生き物も環境も、知らないといけない。

10月の回まで約1か月、各参加者は自宅で生き物を飼ってもらいます。
「飼い続けたい」「もうこりごり」「死んじゃった」・・・どんな反応に、結果になるのか、わたしたちも想像できないところが多いです。
でも、どんな時間であったとしても、生き物と対峙する時間を過ごせたことは紛れもない事実になるはず。その時間から、何を得たのか、学んだのか。押しつけなんかはしないから、みんなが純粋にどう思ったのか、1か月後が楽しみです。

こちらは、講座後に帰宅して設置したよ!という参加者さんが送ってくれた水槽。
おでこの脂がつくくらいに、水槽とにらめっこして、生き物たちの「ふしぎ」と「いのち」と見つめ合ってくれたなら、こちらは幸せなことです。
講座だからこそ、水槽に入れる水草や砂の役割、水替えのポイント、注意すべき点など、色々と話しました。
真剣で、まっすぐな、まなこで、見つめ、レジュメいっぱいに書いてくれている、あの姿。やりたかった講座をやれたこと、その幸せを感じた1日でもありました。
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==================================5月25日掲載)おかげさまで満席になりました!ありがとうございます。===============================...