2014/09/26

【カワサポ】トンボと水辺環境研究所/生き物探検部　ありがとうギフト

執筆者： cwp

本日はカワサポ対象団体、トンボと水辺環境研究所/生き物探検部様に訪問し、もろもろ進め方を相談してきました。
打ち合わせ後に、「ありがとうギフト」で送付する野菜の畑を見学に。

とても素晴らしい畑と野菜だったので紹介します！

Bio Garden With の野菜達

雑多に色々な野菜が植えられていますねー。
単一の野菜がたくさん植わっているんじゃないので、なんだか楽しいです。
この畑では農薬と科学肥料はいっさい使わず、雑草と虫や生き物たちの糞、食物連鎖の繋がりで成り立っているそうです。
詳細はコチラ。
http://biogardenwith.com/agriculture.html

まずはピーマンをもぎ取って生で食べてみました。

うーん、水気バッチリ。シャキシャキ。
この真っ白な種、きれいですね。こんな種のピーマンはなかなかみません。

お次は辛子菜という葉物。

種はカラシの原料らしいですが、葉はとても美しい。

食べると・・からい！！　でも美味いです。

高菜。高菜の周りにびっしりある小さな雑草、見えるでしょうか。

どの野菜の周りにも小さな雑草がびっしりあります。意図してこの状態にしており、この状態では、増えすぎた窒素やリンを雑草が消化してくれ、適切な量が野菜にまわるそうです。

小松菜とそこらにあったナス。ナスは齧ると水分がジュワ。どんどん生で食べましたが、どれも良い味。

雑草と生き物で成り立つ畑

こちらのナスや枝豆の周りも雑草たくさん。

雑草には過剰な栄養素を調整してくれるだけでなく、土を柔らかくし、適切な温度と湿度に保つという働きもあるそうです。

確かに土を踏んでみると、フカフカなんです。

雑草がない土は固いのに。

適切な温度と湿度、日蔭がある畑にはものすごい量の虫がいました。
虫を食べるために、キツネやイタチなんかも畑にくるそうです。
住宅が多い場所なのに、動物園のような畑ですね。笑

そんな楽しい畑は育つ野菜の色や形にも如実に影響が現れます。

これはBio Garden Withのナス。

葉っぱの紫がとてもきれいで、葉の形も左右対象です。
本来の野菜はこうなるそう。

これはBio Garden Withの枝豆。

雑草に囲まれ、葉の色は健康そうな緑です。

比較するために、近くの普通の畑を見に行きました。
ナスの周りは、雑草がきれいに刈り取られている通常の畑です。

でも、良く見ると確かに葉っぱはきれいな紫が入っておらず、形もいびつなものが多い。

次は枝豆。

葉っぱが黒い。普通はこんな色になるそうです。

でも特にこれが悪いわけでもなく、スーパーで売られているのはこんな感じの枝豆がほとんどなんですよね。

如何でしたでしょうか、Bio Garden With の生き物を守る農業。
コンセプトは「食べて美味しい！」、さらに「食べることが、生態系を守ることにつながる！」だそうです。

カワサポでトンボと水辺環境研究所/生き物探検部に支援をして下さる方へのお礼となる「ありがとうギフト」はこの野菜達です。

お楽しみに！

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