豊田市広沢川「川の思い出を語ろう!」を開催しました
執筆者: 堀川優貴子 (ゆっきー)
広沢川ふるさとの川づくりの一環で、昔の川の思い出を語るワークショップを開催しました。
豊田市では、荒れてしまい、人が近づかなくなった小川を、地域住民による多自然川づくりによって、地域に愛される「ふるさとの川」にしていく事業を行っています。
この事業は、約5年前から「岩本川」で取り組まれてきましたが、その第二弾として今年から「広沢川」で実施することとなりました。
第1回目は今年の8月に広沢川を探検。
今回はその第2回目として、昔はどんな場所だったのか、そこで川と人がどのように関わっていたのかを伺いました。
猿投町まちづくり協議会の皆さんにご協力いただき、地元の公民館で豊田市矢作川研究所さんと共に我々CWPもサポートさせて頂きました。
少し寒い時期ですが、窓を全開にして開始です。
今回のワークショップは2部制で、まず1部目は事前に募集した昔の写真や、過去の聞き取りの紹介をしました。
昭和43年頃の川や住宅地図の紹介の様子。皆さん真剣に聞いていただいています。
2部目は、猿投町まちづくり協議会の皆さんに昔の川の様子をお聞きします。
2チームに分かれて、昔と今の地図を見ながら、川の思い出を語っていただきました。
最初はポツポツとしか出てこなかったのですが、思い出が思い出を呼びます。
昔は魚を捕まえて焼いたり佃煮にして食べたこと。ウナギを捕まえたこと。モクズガニもいたこと。
次々と昔の川の思い出が出てきます。
地図に沢山の思い出が貼られていきます。
米つき用の水車があったこと、水害の話や大晦日に年越しの焚火をする習慣があったことなどなど、皆さんどんどん思い出を語ってくださいました。
ここで育ってきた地元の人だからこそならではの昔話が沢山聞けました。
これから数回のワークシッョプを経ながら川づくりを進めていきます。
次は来年の開催予定で、広沢川をどのような川にしていきたいのか、川の未来をみんなで描く予定です。
豊田市広沢川「川の思い出を語ろう!」を開催しました20/11/25
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