CWPニュース

2014/11/06

流域改善に特化したクラウドファンディング「カワサポ」をリリースしました!!


流域の組織・団体が、流域環境を良くするために活動に共感する個人・企業から資金を集めるクラウドファンディングの仕組み「カワサポ」
https://www.kawa-supporters.net/、11月7日(金)リリースしました。

「カワサポ」は以下のようなサービスです。
■河川等流域の環境改善に特化したクラウドファンディング

■寄付や投資ではなく、購入型
⇒応援者は例えば魚道の設置などを資金で応援し、その設置団体はその川でとれるようになった鮎などを「ありがとうギフト」として送ります。

■資金集めだけでなく、活動PRのお手伝いも
AQMAP(アクマップ)川遊びマップで様々な団体の方とお話をすると、資金はもちろんのこと「自分達の活動をきちんと外部に発信したい」という要望もお聞きします。
カワサポが資金のみならず、想いを伝える情報プラットフォームとなることで、活動PRのお手伝いをします。

■パソコンや広報に不慣れな方も安心
⇒1団体につき1人の専属担当者がつきます。
登録文案の構成や、「ありがとうギフト」の選定、広報も含め、二人三脚で達成を目指します。

[背景]
流域に関わる現状として、日本近海では魚介類の漁獲高は右肩下がり、河川生物含め生物多様性も悪化の一途をたどっております。海の漂流ゴミの問題は年々注目度が増していますが、その7割は河川から流出したゴミです。

水質は1970年代の最悪期と比べると大幅に改善されていますが 、依然、人が遊べるレベルまでには至っていません。また、林業の衰退により山の治水効果も大きく劣化し、都市化とゲリラ豪雨による河川ヘの流出は洪水災害リスクを増大させているという点も見逃せません。このように私たちの豊かな生活に流域環境の改善は、避けては通れない課題です。

また、時代背景として、労働人口が減少することで税収が減り、公共サービスが薄くなっていくという状況があります。今後は、様々な分野でその一部を市民が担っていく仕組みが必要と考えています。

そのため、地域 の水辺環境向上に取り組む民間団体・組織を支援し、流域で繋げていくことが重要なのではないかと考え、このサービスを立ち上げました。

これらの団体が活動する場合、必ず資金や協力者が必要になります。想いだけでは行動が続かず、活動自体が断念されてしまうケースも多々あることが現状です。

このような取り組みを、助成金だけに頼るのではなく、自分達の活動を応援してくれる支援者にきちんと伝えることで、支援者も少額から応援ができ、地元の川や山、海、湖がよりよくなっていくというスパイラルを作りたいと考えています。

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【お問い合わせ先】
カワサポ事務局 田中 五月
Eメール:kawa-supporters@clearwaterproject.info