環境コーディネート

環境コーディネート事業について

実際に川や海、森などのフィールドに出掛けて行う環境学習やイベントの企画から実行まで、学校や講座などの室内で環境や社会について考える場面も企画から実行まで、どちらも人と環境を近づけるお手伝いをするのが、環境コーディネート事業です。

ClearWaterProjectの環境コーディネート事業の特徴は『答えを教えないこと』です。

生き物、環境、人間、社会についてなど、参加者それぞれが気づき、考えて、行動できるようになってもらいたいと願って行っています。

その行動のために、複数の視点や選択肢を紹介して、参加者が自ら『良いと思える環境は、行動は、なにか』を見つけてもらいたい、そこに答えなんてない、そう考えて取り組んでいます。

やっていること

環境学習

ClearWaterProjectの環境学習のフィールドは、川、海、山、街です。

川では、網を持って川に入って生き物を探す「ガサガサ」を通して、生き物の生態や多様性について、生き物視点で学ぶプログラムが人気です。

人間視点ではなく、より弱い立場にある生き物の視点で見ることで、人間を含めた社会や環境のことを一緒に考えて行くのが特徴です。外来種について、水の中の生物多様性を守るには、川遊びの文化を残すには・・・ぜひ一緒に考えましょう!

これが「ガサガサ」、いつの間にか大人の方が盛り上がっているのは、よくある光景(笑)
その川で採れた生き物で作る水族館、ここから学びや気づきが広がります

海ごみ問題へのアクション

2050年には魚より海ごみの方が多くなる、なんていう衝撃的な予想がされています。
「ごみ」というのは人間しか排出しないものなのに、魚や生き物はそれに苦しんでいるわけです。
「生物多様性」と言うのならば、人間も社会や環境の一部として、誰でもできることから行って、生息環境を守りましょう、を根幹のメッセージとして、CWPでは、海/川/街ごみ拾いを行っています。
でも、ただ拾うだけではないのです。拾って気づくこと、拾わなきゃわからないこと、たくさんあります。

ごみを拾えば社会がわかる。本当にその通りで、誰にでもできることだからこそ、そこに奥深さがあって、企業のごみ拾いコーディネートや、ごみに関するゲームや学習教材開発、ごみに関する調査やデータ収集、海ごみ問題を織り交ぜた環境学習プログラムの企画開発などをお手伝いできます。

「海ゴミゼロウィーク」に行った、他企業と連携した、海ごみ拾い活動の様子
拾ったプラスチックごみや、ペットボトルキャップを材料にして作るアップサイクル品の各種

提供プログラム1 「ごみ問題に関するカードゲーム

小学4年生以上、12名以上揃えば実施できます。街の職業12種にそれぞれがなりきって、どう過ごせば街のごみを減らせるか、をカードゲームで遊びながら学ぶプログラムです。

提供プログラム2 「ごみ拾いコーディネート

誰にでもできるのが、ごみ拾いの良さだけど、道具を貸し出ししつつ、ごみ問題の奥深さやごみにまつわるエトセトラをお伝えしながら一緒にごみ拾いをするプログラムです。

社員研修、学校の課外授業など向け。 拾うだけでは次に繋がらないけど、次に繋がるためのプログラムとして提供します。

提供プログラム3 「SDGsや生物多様性に関するセミナー

  • 学校教育現場でのSDGs授業の講師として
  • 出前授業として
  • 児童・生徒さんが弊社に学びに来て
  • 社会人向けにオンラインでのセミナーで・・・

さまざまな形でSDGsや生物多様性についての機会を提供しています。

対象や目的によって内容を変えて、より学びや気づきが深まるように、プログラムを企画、設計しています。

「SDGsって名前は聞くけど、ClearWaterProjectは、実際なにを考えて取り組んでいるのか」
「生物多様性に取り組みたいけど、何から始めればいいの?」

など、素朴な所からはじめて、実際の現場で動いている立場からSDGsや生物多様性について、あるいは世界や地域の潮流からそれらを捉えて、対象参加者ごとに学びになるように実行しています。

わたしがご案内します

岡本 亮太

  • 総務省 地域力創造アドバイザー
  • 環境省 環境カウンセラー
  • なごや環境大学SDGsアソシエイト

愛知県長久手市出身。

今でいう「森のようちえん」と呼べるような環境で育ち、野原で生き物やつくしを取って、サッカーをして遊ぶことが大好きだった子供時代。

しかし、段々と開発されていく長久手を見て「子どもの頃に遊んでいた場所が無くなった」「この開発はだれのため?」など様々な変化を見届け、大学からは故郷を離れ、時に海外へ。

バックパッカー時代に見た途上国のごみやにおいに圧倒された経験と、20代で暮らした源流域・山奥でのごみに関する経験、ふたつの経験から『ごみ問題こそ人間そのもの』という意識を強く持って、ごみに関わる面白さや、環境や地域に関わりたいと感じるようになりました。

本ページは【アイシングループNPO活動応援基金】の支援により制作しました。