2022/06/10

豊田支社開拓をやめます

執筆者： 竹永暁音 (たけちゃん)

昨年の6月から始動した豊田支社開拓プロジェクト。

早いもので一年が経ちました。

まずは1年間という節目として、森づくりの振り返りです。

1年間の振り返り

最初に開拓を始めたころの森は人の手が入っていない手付かずの森でした。

針葉樹が生い茂り、光も入ってこず下層植生が育ちにくい環境です。

そんな環境で、月に1回森での作業をコツコツと続け、楽しみながら森づくりをしてきました。

すると少しずつですが、森にも変化が起こります。

針葉樹を間伐したことにより、空が見えるようになり、光が差し込むようになりました。

今月の作業でも、自生のアベマキを２ヶ所で発見。
汗をかきながら地道に間伐を続けてきたことで光が入り、発芽したと思っています。

豊田支社開拓をやめます

当初私たちは「社内コミュニケーション」を目的に「豊田支社開拓」というテーマで活動してきました。
　
しかし、1年間地道に森づくりをしてきたからこそ見えてきたものがいろいろあります。

　・「川と森は繋がっていること」

　・「間伐をして日の光が入るだけでも環境が気持ち良くなること」

　・「森で過ごすこと自体が人生を豊かにすること」

　・「針葉樹だけの森には沢山の課題があること」

　・「森の材料だけでなんでもつくれること」

などなど、、数えきれないほど。

そこで私たちは、「豊田支社開拓」というテーマを終了し、森づくりをする目的を再定義することにしました。

話し合った結果としては、

『人と森の関係性を見直すきっかけをつくりたい』

『森の重要性をCWPとして扱いたい』

『持続的に森づくりに携わりたい』

そんな想いを込めて、
新たなプロジェクトテーマ「ClearWaterProject100年の森づくり」を始動します！

「CWP100年の森づくり」これからなにをしていくの？

森でブレストを行い、CWPメンバーなかではやりたいアイデアがふつふつと出てきています。

例えば、現在の人工林に広葉樹を増やし、針葉樹と広葉樹の混交林モデルを作ること。

社外の人にもきてもらい、ピザ焼や木を切る体験、家具づくりなどで、森に親しんでいただくこと。

そして、ただ楽しいだけでなく森づくりの重要性や道具の使い方、日本の植物を
改めて見直してもらえるような場所にしてきたいと思っています。

今後、活動の発信をより強化し、イベントも企画していきますので是非お楽しみにしてください！

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竹永暁音(たけちゃん)が書いた記事